WiMAX2プラスの通信速度制限と「ギガ放題」プラン徹底分析

MENU

CLOSE

WiMAX2プラスの通信速度制限と「ギガ放題」プラン徹底分析

WiMAX2プラスには、他のモバイルWiFi同様、通信速度制限があります。
どんな場合に通信制限がかかるのか、どのような使い方をすると使用ギガ数が増えるのか、ギガ放題プランで注意すべきことは何か、Y!モバイル等ほかのモバイルwifiサービスの無制限プランと比べてどうなのか等について、ご紹介したいと思います。

WiMAX2プラスの通信速度制限

WiMAX2プラスの通信制限には2つの種類があります。

  • 月間7GBを超えた場合
  • 3日間で10GB を超えた場合

月間7GBを超えた場合

月間のデータ通信量(ギガ数)が7GBを超えると通信制限がかかり、通信速度が一気に128Kbpsにまで遅くなります。

128Kbpsとはどれくらいの速度か
WiMAX2プラスは下り最大590Mbpsの速度が出ますが、あくまで最大値なので、通常は50~100Mbps程度*です。
ちなみに、家のwifiでよく使われている光固定回線のフレッツ光は、下り最大1Gbps(=1,000Mbps)ですが、通常はやはり50~100Mbps程度*です。50~100Mbpsは「Kbps」になおすと50,000Kbps~100,000Kbpsですから、月間7GBを超えて通信制限がかかった場合の128Kbpsはどれほど遅いのかがお分かりいただけると思います。
感覚的には、Yahoo!Japanのトップページを開くのに数分かかるくらいです。
Youtube動画なら、ずっとフリーズしていつ動画が始まるかわからない、といった感じでしょうか。

ここまで遅いと、ほぼ実用には耐えられない速度と言えますね。(*使用環境によって、これより速いスピードが出る場合もありますし、遅い場合もあります。)

3日間で10GBを超えた場合

3日間でデータ通信量が10GBを超えた場合も、速度制限がかかります。
しかし、この場合の速度制限は、さきほどの「月間7GBを超えた場合」の速度制限よりもはるかに緩く、通信速度が1Mbpsとなっています。

この速度であれば、youtubeの標準画質動画なら視聴に問題はありません

また、速度制限がかかる時間も、18時から翌2時までと決まっているので、この3日間で10GB超えた場合の通信速度制限は、実用に差しさわりがあるレベルではないため、それほど気にする必要はないと思います。

通信制限の解除

スマートフォンの場合は、追加のパケットを買うことで通信速度制限を解除することができますが、WiMAXの場合はそういった仕組みはありません。
いったん月間7GBの制限にかかったら、月が変わるまで我慢するしかありません。

3日間10GBの場合も同様ですが、こちらの場合は制限がかかる時間が18時から翌2時までと決まっているので、翌2時を過ぎれば自動的に通信制限が解除されます。

ギガ放題プランで注意すること

「ギガ放題」はその名前の通り、基本的には使い放題使えて、月間7GB超の通信速度制限がないプランです。
しかし、実は例外もあります。

3日間で10GBの制限はかかる

3日間で10GBを超えると、通常プランと同様、通信制限がかかります。
ただし、実用に差し障るほどではないというのは、前述のとおりです。

au4GLTEオプション利用には要注意

WiMAXにはau4GLTEオプションという有料オプション(月額1,005円)があります。
このオプションに加入すると、ハイスピードプラスエリアモードというモードが使えます。

このモードを使うと何が良いのかというと、WiMAX2プラスの対応エリア圏外でも、auのLTE回線を使って高速通信が可能になるところです。
また、W04という人気の端末の場合、LTE回線とWiMAX2プラス回線をひとまとめにすることで、下り最大590Mbpsという速度が出ます。

このように大変便利なオプションなのですが、このオプションを使うと、ギガ放題プランであっても、月間7GB制限が復活してしまい、7GBを超えると128Kbpsの速度となり、それが月末まで続いてしまいます。

ひと月のうち一度でもこのオプションを使うと、月間7GB制限が適用になるので注意が必要です。

どのプロバイダで契約しても条件は同じ

WiMAX2プラスはいくつものプロバイダが扱っていますが、どのプロバイダで契約しても、通信速度制限の条件や速度、エリアといったWiMAX2プラス回線のサービス仕様自体はまったく同じです。
ですから、あとは月額料金の安さでプロバイダを選ぶことになります。

7GB・10GBとはどれくらいか?
一番データ通信量がかかる動画を例にとって紹介します。
Youtubeでは、動画の画質が選べるようになっています。
プレーヤー右下の歯車マークをクリックすると、HQ144pの低画質からHQ2160pの4Kといわれる超高画質まで選べます。

今回は標準画質であるHQ360pと高画質であるHQ720pで、約10分の動画を視聴してデータ通信量を測ってみました。

結果は、HQ360pでは約20MB、HD720pでは約90MBのデータ通信量でした。

10分でこの数字ですから、1時間になおすとそれぞれ6倍して、HD360pでは約120MB、HD720pでは約540MBということになります。

7GBは7,000MBですから、HD360pの標準画質動画では約59時間、HD720pの高画質動画では約13時間で7GBを超えてしまうということになります。

もし高画質動画で一日2時間youtubeを視聴すると7日で通信制限がかかる計算になります。

同じように10GBは、HD360pで約84時間、HD720pの高画質動画では約19時間で超えます。このように見て行くと、動画を見るという人は7GBでは心もとないのがお分かりいただけると思います。

他社のモバイルwifiの無制限プラン

WiMAX以外にも「スマモバ」や「格安SIM」・「Y!mobileポケットwifi」が「無制限」とうたっているプランを販売しています。
しかし「スマモバ」は実際には極端に速度が遅くなる事例が多数報告されていますし、事業者側も「制限がかかることがある」というだけで、制限がかかる条件も何も書いていない、きわめて漠然とした但し書きがホームページに書かれているだけです。

格安SIMも数社が「無制限」とうたっていますが、こちらは無制限は無制限でも最初から回線速度が500Kbpsしかないというように、かなり躊躇してしまいそうなほどの回線速度なので、おすすめはできません。

Y!mobileポケットwifiの無制限プランは「アドバンスオプション」といいます。

月額料金は4,380円。業界最安級のBroad WiMAXギガ放題プランは3,411円なので、約1,000円ほど高いです。

しかし、さきほどのスマモバや格安SIMとは違い、本当に月間データ通信量の制限なく使うことができます。
速度もWiMAX2プラスと同じくらい出ますし、3日間で10GBを超える場合に約1Mbpsの速度になるのも、WiMAX2プラスと同じです。

ただ一点、大きな欠点があります。
それは対応エリアです。
Y!mobileのポケットwifi自体のエリアはWiMAXに勝るとも劣らないほど広いのですが、この「アドバンスオプション」のエリアは都市部に限られ、日本全国はカバーしていません
このため、せっかくの無制限プランも、実際に利用できる人はWiMAXに比べると少ないです。

まとめ

WiMAX2プラスには通信制限がありますが、ギガ放題プランを選べば月間7GBの制限はなくなります。
注意が必要なのは、au4GLTEオプションでハイスピードプラスエリアモードを使った場合は、ギガ放題プランであっても「無制限」ではなくなるということだけです。
「100%無制限」とまでは言えないものの、他社のモバイルwifiサービスと比べれば、限りなく無制限に近いサービスと言えると思います。
安心してWiMAXを使ってください。

業界最安級「Broad WiMAX」の公式ページはこちら

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

こちらのコラムも人気です!

キーワードでコラムを検索!

いま人気のキーワード一覧